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2005 易武野生圓茶

1月25日「ロブマイヤーグラスで中国茶を楽しむ会」で
最初に召し上がっていただく普洱茶(プーアール茶)を紹介します。
広東語でプーアール茶のことを「ポーレイ」と読んでいます。

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こちらが、2005年の易武山で採れたポーレイの青餅。
お茶の中には、形を作るときにいれた紙が入っています。

外の包みが変わってしまっても、中は変えられないですものね^^

新星茶荘の楊氏の字が赤く書かれています。
2005年に香港を離れるときに薦めていただき購入しました。
もっと黄緑色っぽかったのに、いつの間にか深みのある色になってきました。

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ポーレイは、大きく3つにわけられますが、
自然に発酵させた「生茶」と人工的に発酵させた「熟茶」と「渥堆」があります。

この度召し上がっていただく2種類のポーレイは「生茶」。
お茶の色は、緑色から黄色、そして茶と年々変化していきます。

「生茶」は丸い形をしているところから「青餅」、
「熟茶」は「熟餅」と呼ばれています。

青餅は、古くなればなるほど水分が飛んでまろやかに軽くなるのが特徴です。

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中国茶に魅了されるきっかけを作ってくれたのが
北京から1995年に雲南省へ茶道の茶会に同行した時でした。

その後、ポーレイが親しまれている香港に8年半暮らすようになり、
中国茶が大好きになってもっともっと知りたいと思うようになったころ、
3人のポーレイをこよなく愛する恩師に出会いました。

楽しくお話を聞かせていただいているうちに
私もこんな風にポーレイと付き合っていけたらいいなって思うようになりました。

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2005年から8年経ちましたが、このようなお茶の色です。
なんてまろやかないい口当たりなんでしょう…
薦めていただいた理由が分かった気がします。
当日は、アルファスモールグラスで淹れることになっていますが、
チューリップシャンパングラスも良かったかな…と思います。

先日、「香港で薦められて買ったけれど全然色がでないんです。」と伺いました。
きっと若い青餅だったのでしょうね。
今の生き生きとしたお味が段々こくのあるお味になっていくのを楽しめるお茶です。

ポーレイらしい茶色いお茶は、年月を重ねてから・・・

早くその熟成した味をいただきたく熟茶を選ぶことも多いですし、
おいしい熟茶もたくさんありますが、
せっかくの機会なので、
大切にしている1985年の歴史的青餅を召し上がっていただきたいと思っています。

改めて紹介いたしますね。



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by salondeshanti | 2013-12-10 21:06 | 中国茶 | Comments(0)
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