東方の美しいひと
日が暮れるとあちらこちらで鈴虫の輪唱が聞こえてきます…
今月召し上がっていただいているお茶のひとつ、「東方美人」。
台湾茶といえば、「東方美人」というほど有名なこちらのお茶は、
最初からこの名前がついていたわけではありません。
もとは、白毫烏龍茶と呼ばれていました。
茶農家さんが茶摘みのころを逃してしまいましたら、
茶樹の周りに雑草が生え、害虫であるウンカが発生していました。
ウンカが茶の葉を食んで、葉に傷がついてしまったのだそうです。
茶農家さんは、捨てるのを惜しみ、その葉でお茶を作りました。
こうして、琥珀色の芳醇な香り、鼈甲やはちみつを思わせる白毫烏龍茶が生まれました。
お茶の葉に、白い産毛に覆われた白毫が入っている烏龍茶だから白毫烏龍茶という名前がつきました。
こちらのお茶味わった台湾に来ていたイギリスの人が
「Oriental Beauty!まるで東洋の美しいひとのよう」と言ったことから、
オリエンタルビューティー「東方美人」というニックネームの方が今では有名になったということです。
本日お越しの皆様もありがとうございました。
嬉しいご感想をいただきました。ありがとうございます。
今日はありがとうございました。
知らないことが多く、とても有意義な楽しいひと時でした。
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おひとりおひとりにとりまして幸せな一日でありますように☆彡
by salondeshanti
| 2016-09-26 22:12
| 中国茶
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