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安渓鉄観音

今日は、夏至。
激しい雨が暦の変わり目を教えて教えてくれるような
雨でした☔

雨が、大地を潤し
穢れを祓う役目をしてくれると思うと
自然の恵みがありがたく思えます…

明日から、少しずつ日が暮れるのが早くなっていくのですね。

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おもてなしの中国茶レッスン3種類目に召し上がっていただいております
「安渓鉄観音」。
先週は、こちらのガラスの茶器で淹れていただいていました。

黄金桂に比べると
淡い色ながら、
乳花香と呼ばれる
まさに今咲いている「くちなし」のお花のような香りがします。

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この度は、こちらの3種類から選びました。
大坪2種、坑尾1種。
安渓のお茶の産地によっても味は、違いますし、
質によってももちろん違います。

以前は、しっかりと火入れをした茶色いものが多くありましたが、
どんどん火入れが軽くなり、
緑と黄緑の色に仕上げられています。

これまでは、大陸烏龍茶を召し上がっていただくときには、
黄金桂と鉄観音3種をのみ比べていただいていましたが、
この度は、鉄観音を1種類選び、
その香りが召し上がった方にとりまして「安渓鉄観音」の印象となると
責任を感じます…

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今週のレッスンは、こちらの茶器で「安渓鉄観音」を
いただいております。
お見送りしました後にもう1煎。
まだまだ美味しさがたっぷり。
厚みのある茶殻は、鉄観音ならではです。

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「七夕」乞巧節がテーマの時には、いつも飾っている文房四宝です。

お裁縫が上手になりますように、文字が美しくなりますように、願い事が叶いますように…
文房四宝は、願い事を書くというにも使いますし、
筆や硯をお供えすることもあるそうです。

20年以上前北京で暮らしていた頃に「栄宝斎」というお店で求めました。
今思えば、日本の鳩居堂のようなところでしょうか…

何気なく購入しましたが、
今、皆さまにこのようにご覧いただくことになるとは
想像もしておりませんでした。

日常に使えるようになれますように…

お足許の悪い中、お越しいただきました皆さま、
ありがとうございました。










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「今日もご訪問ありがとうございます。」
おひとりおひとりにとりまして幸せな一日でありますように☆彡

by salondeshanti | 2017-06-21 21:23 | 中国茶 | Comments(0)
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