浙江省のお茶を飲みすすめてまいりました5月の「おもてなしの中国茶レッスン」
4種類目は、「径山茶」を召し上がっていただきました。

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この日の淹れ手の方が、お茶のお味がでてくるのを待っている間
もうそろそろと自ら淹れてくださいましたので
お茶の声が聴こえましたか?とお尋ねしたら
はい。とおっしゃってくださりとても嬉しかったです。

お茶を淹れているとお茶がもういいよ。と言ってくれている感覚があります。
お湯の温度や時間、お茶の若さややわらかさなどいろいろな要素が重なり合いできるお味の頃合いを
お茶が教えてくれるような感覚です…
はじめは、お茶の葉の割合、お湯の温度、蒸らす時間などをお伝えしますが、
それがあくまでも目安で、頃合いが自然とわかるようになってきます。

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この度の径山茶は、4月5日、ちょうど清明節の日に摘まれました。
今年の春は気温が低く、気温が10℃以上にならないと芽が成長しないため
摘み始める時期が遅かったそうです。
そして、通常より葉が短め。
明前茶の量がたいへん少ない中
草木が芽吹く一番良い時に摘まれたことを思うととても貴重なお茶…



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淹れてみると鮮度が高く、優しく清々しい香りと甘みは格別です。

たくさんの日本の僧侶が宋代にこのお茶と同じ名前の径山寺や他のお寺に
禅の修行に行かれました。
そして、禅の教えと修行のひとつである茶を眠気覚ましや心臓病を補う薬として
持ち帰ったことを思い感慨深いです。



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皆さまをお見送りしたあとにもう一煎。

お蔭様で今月のおもてなしの中国茶レッスンを終えることができました。
お越しいただきました皆さま、ありがとうございました。

明日から、「おもてなしの中国茶講師養成講座」です。
また新たな特別な緑茶をご用意しております。
どうぞお楽しみに♪

上野の東京国立博物館「茶の湯」展へ参りました。
中国の焼き物や書が、日本で大切に宝物として愛でられ今に継がれ、
茶が、日本独自の茶の湯を作り上げていったことを思い、
名物として愛蔵してこられた器や書の数々を興味深く鑑賞しました。
時代と共に求められるものが移り変わりながらも、
時代を越えて現代の私たちを魅了している茶に纏わる文化を拝見し感無量です…
見事な色、質感、墨の濃淡、選び抜かれた名品の銘が思い出されます。




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「今日もご訪問ありがとうございます。」
おひとりおひとりにとりまして幸せな一日でありますように☆彡

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# by salondeshanti | 2017-05-23 21:48 | 中国茶 | Comments(0)
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