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中国茶講座



少し前になりますが、
中国茶講座をプライベートで受講していらっしゃる
生徒様をお迎えしました。





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この度のテーマは、黄茶と花茶の種類と製法でしたので、
黄茶の君山銀針をご一緒にいただきました。

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これまでにも二年間おもてなしの中国茶、
一年間講師養成講座を受講してこられたので、
君山銀針の上品で繊細なお味も堪能していただけましたようです。

悶黄を重ねた奥深さは、
お茶を丁寧に味わったご経験により
分かるようになるのではと思います…

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太極香片の優しい甘みと
茉莉花の香り…

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テーマは、黄茶と花茶でしたが、
せっかく春なので新茶の「顧渚紫笋茶」も淹れていただきました。




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歴史の中の献上茶というイメージを払拭するかのように
現代に生き生きと育っている
清らかな青さと力強さを感じさせてくれます。

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4種類目も春茶の文山包種。
台湾で文山包種の産地「坪林」まで訪れて求めてきた新鮮なお茶の葉です。
青心烏龍種の正統派の木蓮を思わせる香りです。

6月のレッスンでは、お楽しみの中国茶のクラスで、
台茶20號の品種の文山包種をのみ比べていただく予定です。
品種による香りの違いをお楽しみに。

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君山銀針
太極香片
顧渚紫笋茶
文山包種が並びました🍃
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暦は、芒種となり、稲や麦などの穂の出る植物の種を蒔くころ。
稲の穂先にある針のような突起を芒といいます。
梅雨に入り蒸し暑くなり
冷房をかけたり、冷たい飲み物を飲むことが多くなってくることと思います。

そんな時こそ、冷房はもう少し暑くなってからにして、
香りの良い
温かい飲み物をいただきリフレッシュしましょう。

気を巡らし、体内の循環を助け、
湿気をためにくい体にしてくれることと思います。




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これからのしっとりとした雨の季節にもまた
中国茶はよくあうと思います。

5月の点心を乗せたノリタケの雲のプレートの説明を抜粋します。
「天平大雲」
天平時代の香りが漂うこの雄大な吉祥文様は、
唐長を代表する文様です。
雲は雨を呼ぶことから、実りと豊穣を表し、
雨は人の脚を止めることから縁をとどめる、縁が集うなどと解釈され、商売繁盛の文様としても愛されています。

雨雲もまた吉祥文様と思うとありがたく感じますね。




☆中国茶紅茶教室「レッスンのご案内」くわしくはこちら
「今日もご訪問ありがとうございます。」
おひとりおひとりにとりまして幸せな一日でありますように☆彡

by salondeshanti | 2018-06-07 07:37 | 中国茶 | Comments(0)
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