無門慧海(仏眼禅師)の頌の節より
春に百花あり秋に月あり
夏に涼風あり冬に雪あり
若し閑時の心頭にかかること泣くんば
すなわち是れ人間の好時節
あまりにも早く過ぎ去ってしまったかのように
思われるこの一年
春には春の
夏には夏の
秋には秋の
冬には冬の
風情を思い、お茶を選び、オンラインやSNSでのやりとりを思うと
季節を楽しみ、器やお花を愛で、
やはり1年日々好日と大切に過ごしてまいりました…
楊万里
澹庵坐上観顕上人分茶
煎茶を好む澹庵の分茶を前に感じたことが手にとるようにわかり
分茶について皆様と
宋代の茶のいれ方についてお話できたのも
とても興味深いです。
12月は、おやすみなので、
11月が今年最後の回となりました。
中学1年生からお稽古を始めた詩吟や
北京に暮らしていた頃、
寂しさに寄り添ってくれた漢詩が
今、こうして皆様と鑑賞できることを
とても嬉しく思います…
お付き合いくださいました皆様に感謝。