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靡草死びそうし(靡草が死ぬ)


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顧渚紫笋茶。
今月のお楽しみの中国茶で召し上がっていただいています。

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淡い水色ながら、味わい深い滋味が
感じられます。

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中国茶指導老師資格取得講座を受けられた皆様におかれましては、唐代三大献上茶として記憶にある方も多くいらっしゃることと思います。

唐代には、小さな餅茶の形に固められ、砕いて煮出していたので、お味は違いますが、時代を超えて復興し、可愛らしい芽の旨味が溢れるお茶となりました。

新鮮な香りが広がります。

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靡草死
びそうし(靡草が死ぬ) 
『礼記』の註には、草の枝葉で靡細なる者、とある。方氏はいう。凡そ物は陽気に感じて生きる者なれば強くして立つが、陰気に感じて生まれる者なれば柔かくして靡く。これを靡草といい、それは陰気の至りに生まれる所のものであり、故に陽気の至りに耐えずして死ぬ。とあります。

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清代 弘暦 端陽景図軸
乾隆帝は、端午節を重視し、特別に徐楊に「端陽故事図」民間の節供を表現するよう依頼した他、端午節をテーマにした宮廷の書や絵画も自ら描いた。この絵は、乾隆帝34歳の傑作で、端午節に母に贈ったもの。題は「端陽景、乾隆甲子皐月制。献径母用供、慈寧清玩」とある。この絵には、菖蒲や蓬が疫病を退治し、母親の健康と長寿を願い祝う。とあります。絵全体の文字や墨はぎこちなく、
花器も少し変形していますが、乾隆帝が母を真摯に敬う孝行心が伝わります。
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故宮日暦は、
清代 各式吉語彩蝋。
清の宮殿の主な照明は、蝋燭を灯すことでした。蝋燭は消耗品ではありますが、宮殿で使用される場合は、色が単色に限らず、赤、白、緑などの組み合わせであるだけでなく、縁起の良い模様が描かれていることがよくあります。「五穀豊穣」「長寿」「太平」「三陽開泰」「五福」「宜春」などの縁起のよい蝋燭を新年のお祝いに使います。





ストアカ

磯部 優子

中国茶の魅力を楽しむサロン 香茶苑

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by salondeshanti | 2024-05-26 06:04 | 七十二侯 | Comments(0)
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