蟄虫咸俯ちゅうちゅうかんふ(こもれる虫がみな俯く)鈴木恵理さんの茶器でお茶のじかん
鈴木恵理さんが描いてくださいました茶器でお茶をいただきました♪
お菓子は、恵理さんにいただいた赤坂「塩野」の上生菓子✨
水辺にゆらゆら紅葉が浮かぶ様子が、茶器の色にも調和します。
淹れたお茶は、先日もご一緒にいただいた普洱茶青餅2014年「辮子茶」。
側面から見ると鳥や岩が優美に描かれている様子にうっとりです。
茶杯の側面には、竹や石が描かれています。
つまみの内側にも金彩で描かれています✨
上から見た時の繊細で上品な色合わせや細く鱗のように描かれた線、見れば見るほど魅了されます✨
七十二侯は、蟄虫咸俯(こもれる虫皆俯く)を迎えました。「咸」は、皆のこと。「俯」は、頭を垂れること。この時期には寒気が粛凜として、虫は皆、頭をたれて食べなくなる
故宮日暦は、清代 孝庄文皇后便服像軸。
孝庄文皇后は、清代太宗皇太極の妻です。息子の福臨が即位したあと、皇太后として崇められました。順治18年(1661年)に福臨が崩御し、彼女は八歳の孫玄燁に父のあとを継ぐべきだと主張し、八歳の孫玄燁が王位に就いて自ら皇帝(康熙帝として統治)を宣言するように促しました。彼女は先見の明があり、政治戦略に精通しており、康熙帝を支援して、三大抗争を平定し、清朝を安定させました。彼女は康熙帝の愛と尊敬を得て、皇太后として次のように彼女を尊敬した。「私は子供のころから無知でした。皇太后の教育に対する優しさは深いです。」この肖像画は、龍の模様の玉座に横向きに座る晩年の彼女を示しており、彼女の優しい顔には忍耐力と知恵が表れています。
孝庄文皇后の正装されているお姿。
若かりし頃のお姿。
被っていらっしゃるのは、珍宝館のこちらに似ています…
「今日もご訪問ありがとうございます。」
おひとりおひとりにとりまして幸せな一日でありますように☆彡
by salondeshanti
| 2024-11-02 19:50
| 七十二侯
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