人気ブログランキング | 話題のタグを見る

水始氷すいしひょう(水が凍り始める)崇慶皇太后への書と


水始氷すいしひょう(水が凍り始める)崇慶皇太后への書と_a0169924_22190491.jpg


肌寒くなり大紅袍を淹れました。

調和のとれた上品な味の中にも滋味深く岩韻が響きます…


一枚一枚丁寧に摘まれた葉が

一煎ごとにゆっくりと解かれてゆく様子を眺めたり、葉を広げてみたり…

水始氷すいしひょう(水が凍り始める)崇慶皇太后への書と_a0169924_22193921.jpg


立冬を迎え
空気がひんやりとしてまいりましたね。


立冬は、終であり、万物が収蔵すること。
今年の残された日を思い
締めくくりやお片付けも
したいと思います。

水始氷すいしひょう(水が凍り始める)崇慶皇太后への書と_a0169924_17531517.jpg


そして、七十二候は、
水始氷(水が凍り始める)を
迎えました。

水面が初めて凝るが、
未だ堅くならざるとき。


水始氷すいしひょう(水が凍り始める)崇慶皇太后への書と_a0169924_17533545.jpg


故宮日暦は、
清代 弘暦書「慶隆尊養」横幅

水始氷すいしひょう(水が凍り始める)崇慶皇太后への書と_a0169924_17540096.jpg

崇慶皇太后

扁額「慶隆尊養」の四文字は乾隆六年(1741年)、弘暦が母崇慶皇太后臨御慈寧宮のために書いた横書きの書で、
「乾隆辛西長至月子皇帝 臣弘暦敬書」、鈴「乾隆御筆之宝」。
長至月は11月のためちょうど崇慶皇太后五十歳の誕生日でした。
「国朝宮史」には、皇太后が大典を開いた慈寧宮に乾隆帝御筆「慶隆尊養」の扁額が掛かり、
乾隆帝が母に対する尊敬と礼遇を表現している。



水始氷すいしひょう(水が凍り始める)崇慶皇太后への書と_a0169924_09004240.jpeg

崇慶皇太后といえば、中国宮廷ドラマ「宮廷の諍い女」「瓔珞」「如懿伝」のあの方…


皇太后が住まわれていた慈寧宮。
慈寧宮の中や周りを歩いた記憶を辿ります…
今は、彫塑館になっていました。








☆中国茶紅茶教室サロンドシャンティ香茶苑 web予約はこちらから

「今日もご訪問ありがとうございます。」
おひとりおひとりにとりまして幸せな一日でありますように☆彡

by salondeshanti | 2024-11-07 09:58 | 七十二侯 | Comments(0)
←menuへ